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米メディケア、オンコロジーケアモデル導入後3年の評価

2021年11月19日  Journal of the American Medical Association

米メディケアのがん化学療法に特化した支払いモデルOncology Care Model(OCM)導入による医療指標の変化を探索的差分の差分(difference-in-differences)研究で評価。OCM参加施設と傾向スコアでマッチさせた対照施設で、メディケア出来高払い方式受給中のがん患者に実施する6カ月単位の化学療法期間中のメディケア総支出額、入院その他医療の利用と支出額、質、患者の経験を比較した。 対象患者のうち48万3319例(平均年齢73.0歳、女性60.1%)がOCM参加の201施設、55万7354例(同72.9歳、57.4%)が対照の534施設で治療を受けていた。OCM導入前後で、化学療法1回の総支出額は、OCM群では2万8681ドルから3万3211ドルに増加し、対照群では2万8421ドルから3万3249ドルに増加した(差分の差分-297ドル、90%CI -504--91ドル)。この額は、月次強化がん治療支出の平均額704ドルを下回った。OCMには、入院、救急受診、生存の差との有意な関連はなく、評価した指標計39項目のうち有意差があったのは5項目のみだった。...