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透析患者の貧血治療、ダプロデュスタットがESAに非劣性

2021年11月21日  New England Journal of Medicine

腎性貧血に用いる低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬ダプロデュスタットの効果を無作為化非盲検第III相試験で赤血球造血刺激因子製剤(ESA)と比較。ヘモグロビン(Hb)値8.0-11.5g/dLで透析を実施している慢性腎臓病(CKD)患者2964例をダプロデュスタット群とESA群(エポエチンアルファまたはダルベポエチンアルファ)に割り付けた。主要評価項目は、治療前から28-52週時までのHb値の平均変化量と主要有害心血管事象(全死因死亡、非致命性心筋梗塞、非致命性脳卒中の複合)の初回発生とした。 治療前の平均Hb値は10.4g/dLだった。Hb値の平均変化量はダプロデュスタット群0.28g/dL、ESA群0.10g/dL(差0.18 g/dL、95%CI 0.12-0.24)で非劣性マージン-0.75 g/dLを満たした。中央値2.5年の追跡期間中、主要有害心血管事象の発現率はダプロデュスタット群25.2%、ESA群26.7%(ハザード比0.93、95%CI 0.81-1.07)で非劣性マージン1.25を満たした。その他の有害事象の発現率は両群で同程度だった。...