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入院患者のせん妄検出に簡易プロトコールが有用

2021年11月22日  Annals of Internal Medicine

一般内科入院患者527例(平均80歳、認知症既往35%)を対象に、医療従事者向けのせん妄識別アプリ指向型プロトコールの実施可能性を前向きコホート研究で評価した。 試験では、2日目に患者に標準せん妄評価(RSDA)を実施。続いて、認定看護助手(CAN)が2項目の超簡易せん妄スクリーニング(2-Item Ultra-Brief Delirium Screen:UB-2)、医師と看護師が2段階のプロトコール(UB-2結果陽性の場合に3分間診断評価)を実施した。 その結果、RSDAで17%、患者の22%にせん妄を認めた。医師の97%以上がプロトコールを完了した。CNAによるUB-2の所要時間は平均62秒、その後の医師および看護師による2段階プロトコールの平均所要時間はそれぞれ104秒、106秒だった。UB-2の感度は、CNAが88%、看護師が87%、医師が82%、特異度は64-70%だった。2段階プロトコールの全体的精度は看護師が89%、医師が87%、感度はそれぞれ65%と63%、特異度は93%と91%だった。中等度ないし重度のせん妄に対する2段階プロトコールの感度は78%だった。...