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安定CAD、精神的ストレスで心血管死リスクが上昇

2021年11月22日  Journal of the American Medical Association

2つの前向きコホート研究に参加した安定冠動脈心疾患(CHD)患者918例(平均60歳、女性34%)を対象に、精神的ストレス誘発性心筋虚血と従来型のストレス誘発性心筋虚血の心血管事象との関連性を検討[Mental Stress Ischemia Prognosis Study(MIPS)、Myocardial Infarction and Mental Stress Study 2(MIMS2)]。心筋虚血の誘発に、精神的ストレス試験(人前でのスピーチ)および運動や薬物による負荷試験を用いた。 918例のうち、147例(16%)に精神的ストレス誘発性虚血、281例(31%)に従来型のストレス誘発性虚血、96例(10%)に精神的ストレス誘発性虚血と従来型のストレス誘発性虚血を認めた。追跡期間中央値5年間で、156例に主要評価項目の事象(心血管死、非致命的な心筋梗塞の複合)が発現し、100人年当たりの統合事象発現率は、精神的ストレス誘発性虚血がある患者が6.9例、精神的ストレス誘発性虚血がない患者が2.6例だった。精神的ストレス誘発性虚血がある患者の調整ハザード比は2.5(95%CI 1.8...