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院内心停止の4人に1人に除細動前エピネフリン投与

2021年11月23日  British Medical Journal

2000-18年の米国心臓協会Get With The Guidelines-Resuscitationレジストリ登録医療機関のデータを用いて、院内心停止時の治療に用いる初回除細動実施前エピネフリン投与が患者の生存に及ぼす影響を傾向スコアを用いた解析で検討。 その結果、初期の除細動適応波形(shockable rhythm)を認めた18歳以上の患者3万4820例のうち9630例(27.6%)が現行のガイドラインに反し、除細動実施前にエピネフリンを投与していた。除細動実施前のエピネフリン投与と除細動実施の遅延に強い関連性を認めた(実施までの時間中央値3分 vs. 0分)。 傾向スコアマッチング解析(9011組)では、除細動前にエピネフリンを投与した患者の方が、生存退院率(調整後オッズ比0.81、95%CI 0.74-0.88、P<0.001)、神経学的予後良好な生存率(同0.85、0.76-0.92、P<0.001)、救急蘇生後の生存率(同0.76、0.70-0.83、P<0.001)が低かった。...