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ABPMで評価した治療抵抗性高血圧は心血管危険因子

2021年11月23日  専門誌ピックアップ

心不全(HF)の既往のない高血圧患者を対象としたJAMP研究(日本人における自由行動下血圧追跡研究)のデータを分析し、自由行動下血圧(BP)測定(ABPM)により診断した制御不良の治療抵抗性高血圧がHFおよび全心血管事象のリスクに及ぼす影響を検討した。 その結果、4.5±2.4年の追跡で、1000人年当たりの発生率は全心血管疾患10.1、脳卒中4.1、冠動脈疾患3.5、HF 2.6だった。真の治療抵抗性高血圧(24時間BP 130/80mmHg以上)患者の全心血管事象およびHFの調整後リスクは、非治療抵抗性高血圧(24時間BP 130/80mmHg未満)患者(ハザード比1.66、95%CI 1.12-2.48、P=0.012および同2.24、1.17-4.30、P=0.015)および制御不良の非治療抵抗性高血圧(24時間BP 130/80mmHg以上)患者(同1.51、1.03-2.20、P=0.034および同3.03、1.58-5.83、P<0.001)よりも有意に高かった。...