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左主幹部病変の5年転帰、PCIとCABGで有意差みられず

2021年11月26日  Lancet

左冠動脈主幹部病変に対する薬剤溶出ステントを用いた経皮的冠動脈形成術(PCI)と冠動脈バイパス術(CABG)の長期転帰を個別患者データのメタ解析で比較。無作為化対照試験4件(SYNTAX、PRECOMBAT、NOBLE、EXCEL)を対象とし、主要評価項目は5年全死因死亡とした。 解析対象4394例(SYNTAXスコア中央値25.0)の内訳は、PCI群2197例、CABG群2197例だった。5年全死因死亡率のKaplan-Meier推定値はPCI群11.2%、CABG群10.2%(ハザード比1.10、95%CI 0.91-1.32、P=0.33)で、絶対リスク差は0.9%(95%CI -0.9-2.8)となり、統計学的有意性は認められなかった。ベイズ解析では、PCIの5年死亡率がCABGよりも高くなる確率は85.7%で、この差が生じる可能性は1.0%以上(1年当たり0.2%以上)よりも高かった。...