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欧州でがん患者のコロナ死亡率が改善

2021年12月6日  JAMA Oncology

欧州6カ国35施設で、がん既往歴がある新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者2634例(年齢中央値68歳、男性52.8%)を対象に、COVID-19の重症度およびCOVID-19による死亡率がCOVID-19流行中に改善したかを症例集積研究で検証した(OnCovidレジストリ)。 その結果、COVID-19流行期間を5期に分類すると、各期間の14日間症例致命率(CFR)の推定値は、2020年2-3月29.8%、同4-6月20.3%、同7-9月12.5%、同10-12月17.2%、2021年1-2月14.5%だった(いずれもP<0.001)。 流行期を前期(2020年2-7月)および後期(2020年7月-2021年2月)に分けると、前期は後期よりもCOVID-19合併症が多く(45.4% vs. 33.9%、P<0.001)、入院(59.8% vs. 42.1%、P<0.001)や抗COVID-19療法(61.7% vs. 49.7%、P<0.001)を要した症例も多かった。COVID-19流行中の14日間CFRは、前期25.6%に対して後期16.2%だった(P<0.001)。...