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潰瘍性大腸炎、抗菌薬治療後の経口糞便移植で寛解導入

2022年2月1日  専門誌ピックアップ

2週間のアモキシシリン、メトロニダゾールおよびドキシサイクリンによる抗菌薬治療を受けた活動期潰瘍性大腸炎(UC)患者35例を対象に、経口投与による凍結乾燥糞便微生物移植(FMT)の有効性を無作為化プラセボ対照試験で検討した(LOTUS試験)。主要評価項目は、8週時点のコルチコステロイドを使用しない臨床的寛解+内視鏡的寛解または奏効とした。 修正intention-to-treat解析の結果、主要評価項目達成率はFMT群53%、プラセボ群15%だった(P=0.027、オッズ比5.0、95% CI 1.8-14.1)。有害事象発生率はFMT群が67%、プラセボ群が85%で、概ね軽度の消化管症状だった。重篤な有害事象にUC悪化(FMT群2例、プラセボ群1例)、経直腸出血(0例、1例)だった。 8週時点で、FMTが奏効した10例を無作為化により48週間の治療継続(4例)と治療中止(6例)に割り付けたところ、56週時点の寛解達成率は、FMT継続群100%、中止群0%だった。...