1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 広範囲脳梗塞も血管内治療で機能的転帰が改善

広範囲脳梗塞も血管内治療で機能的転帰が改善

2022年2月17日  New England Journal of Medicine

日本国内で、虚血領域の広い急性期脳梗塞に対する血管内治療と内科的治療の併用効果を多施設共同非盲検無作為化臨床試験で検討した(RESCUE-Japan LIMIT試験)。 Alberta Stroke Program Early CT Score(ASPECTS)が3-5点(0-10点、低いほど梗塞が大きい)の患者203例を無作為により血管内治療併用群と内科的治療単独群に割り付けた。両群ともに、必要に応じてアルテプラーゼを使用した。主要評価項目は、90日時の修正Rankin尺度スコア0-3点(0-6点、高いほど障害が重い)とした。 その結果、主要評価項目の達成率は、血管内治療併用群31.0%、内科的治療単独群12.7%だった(相対リスク2.43、95%CI 1.35-4.37、P=0.002)。各群の約27%にアルテプラーゼを投与した。血管内治療群の31.0%、内科的治療群の8.8%に8時間時点のNIH脳卒中尺度スコア8点以上の改善がみられ(相対リスク3.51、95%CI 1.76-7.00)、それぞれ58.0%および31.4%に何らかの頭蓋内出血が生じた(P<0.001)。...