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リウマチ性心疾患のペニシリン心血管副作用でAHA勧告

2022年2月23日  専門誌ピックアップ

重度心臓弁膜症のあるリウマチ性心疾患患者の再感染予防に用いるベンザチンペニシリンG(BPG)筋注後に起こる可能性がある致命的な心血管副作用について、米国心臓協会(AHA)が勧告を発表。既存の科学的根拠および専門家の意見に基づき、患者のリスクを分類した。 重度僧帽弁狭窄、重度大動脈弁狭窄、重度大動脈弁閉鎖不全、左室収縮機能低下がある患者や重度の症状がある患者を高リスクとした。BPGに対する有害反応のリスクが理論上の便益を上回る可能性があるため、経口薬の予防的投与を検討することを新たに推奨した。このほか、BPG投与を受ける全リウマチ性心疾患患者に、血管迷走神経のリスクを軽減するための多角的な対策が必要とした。既存のガイドラインで推奨されているように、ペニシリンアレルギーやアナフィラキシーの既往がない低リスク患者には引き続きBPGを処方すべきとした。...