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精神疾患があると後の認知症リスク上昇

2022年3月11日  JAMA Psychiatry

ニュージーランドの行政登録簿を用いた研究で、認知症に先行して精神疾患が発生するかを検討。ニュージーランドで1928-67年に出生し、1988-2018年の観察期間中に同国に居住していた171万1386例(21-60歳)を対象とした。 その結果、精神疾患のある人はない人よりのちに認知症を発症するリスクが高かった(相対リスク4.24、95%CI 4.07-4.42、ハザード比6.49、95%CI 6.25-6.73)。認知症を発症した人のうち精神疾患のある人はない人より、認知症の発症が平均5.60年早かった。性別や年齢、既存の慢性身体疾患や社会経済的剥奪を考慮した後も精神疾患と認知症発症との相関が認められた。この相関はさまざまな精神疾患と自傷行為で認められ[範囲:神経症性障害(相対リスク2.93、95%CI 2.66-3.21)から精神病性障害(同6.20、5.67-6.78)]、アルツハイマー病(同2.76、2.45-3.11)およびその他の認知症(同5.85、5.58-6.13)では明らかだった。...