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スタチン治療による絶対リスク低下効果は小さい

2022年3月27日  JAMA Internal Medicine

スタチン治療で低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)値が低下すると全死因死亡、心筋梗塞および脳卒中の絶対リスクが低下するかを系統的レビューとメタ解析で検討。スタチンによる総死亡および心血管転帰の減少効果をプラセボまたは通常ケアと比較した大規模無作為化試験21件を対象とした。主要評価項目は、全死因死亡とし、心筋梗塞と脳卒中を副次評価項目とした。 メタ解析では、スタチン治療群では、全死因死亡の絶対リスクが0.8%(95%CI 0.4-1.2%)低下し、心筋梗塞では1.3%(同0.9-1.7%)、脳卒中では0.4%(同0.2-0.6%)低下した。これに対応する相対リスク低下はそれぞれ9%(同5-14%)、29%(同22-34%)、14%(同5-22%)だった。スタチンによるLDL-C低下の程度と転帰との相関関係の可能性を探るメタ回帰では、結論が出なかった。...