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高強度の運動で肥満心不全患者のリスク低下

2022年3月31日  Journal of the American College of Cardiology

40-55歳でステージA心不全がある肥満成人56例を対象に、1年間の高強度インターバルトレーニング(HIIT)およびオメガ3脂肪酸補給の有効性を2×2要因試験で検討(MTG試験)。対象患者を無作為化によりHIITと注意力コントロール(ヨガ)、オメガ3補給とプラセボ(オリーブオイル)に割り付けた。HIITおよびn-3 FAによる運動耐容能や心血管機能、体組成などの改善効果を検討した。 その結果、HIITによる内臓脂肪や心筋内中性脂肪量への効果は見られなかったが、HIIT群の方が注意力コントロール群より総脂肪低下量が大きかった(Δ=-2.63kg、P=0.018)。HIITにより運動耐容能が-24%改善し(Δ=最高酸素摂取量4.46mL/kg/分、P<0.0001)、左室の心筋重量(Δ=9.40g、P<0.001)および容積(Δ=12.33mL、P<0.001)が増加し、脈波増大係数が低下した(同-4.81%、P=0.009)。いずれの転帰でもオメガ3の単独効果および相互作用効果は見られなかった。...