Ten Group Classification System(TGCS)による分娩分類1群および3群の妊婦4万7942例を対象に、妊娠前BMIによる分娩第2期の持続時間への影響を後ろ向きコホート研究で検討。WHOの基準により女性をBMIで分類し、生存時間解析を用いて分娩持続時間中央値を推定した。分娩中の帝王切開および経腟器械分娩は、観察打ち切りとした。 その結果、TGCS両群ともに、BMIが高いと分娩第2期の推定持続時間中央値が短かかった。BMI 1群から6群の推定分娩時間中央値は、TGCS 1群ではそれぞれ44分、43分、39分、33分、34分、29分、TGCS 3群ではそれぞれ11分、10分、10分、9分、8分、7分だった。オキシトシン増量および硬膜外鎮痛により層別化した解析でも、BMIが高いと推定分娩時間中央値が短かった。...
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