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早産再発予防のプロゲステロン腟剤、根拠は不十分

2022年5月8日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

自然早産の既往歴のある単胎妊娠女性に対するプロゲステロン腟内投与が早産再発および有害周産期転帰の予防に有効かをプラセボまたは無治療を対照とした無作為化比較試験10件(対象計2958例)の系統的レビューとメタ解析で検証した。 その結果、プロゲステロンで早産(37週未満:相対リスク0.64、95%CI 0.50-0.81、I2=75%、エビデンスの質「非常に低い」、34週未満:同0.62、0.42-0.92、I2=66%、「非常に低い」)および新生児ICU入室(同0.53、0.33-0.85、I2=67%、「低い」)のリスクが有意に低下した。サブグループ解析で、プロゲステロンによる早産のリスク低下が小規模試験で認められたが(37週未満:同0.43、0.33-0.55、I2=0%、34週未満:同0.27、0.15-0.49、I2=0%)、大規模試験では見られなかった(37週未満:同0.98、0.88-1.09、I2=0%、34週未満:同0.94、0.78-1.13、I2=0%)。低バイアスリスクの試験に限定した感度解析で、プロゲステロンによる早産のリスク低下はなかった(37週未満:同0.96...