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高リスクユーイング肉腫、地固め療法後のtreosulfan+メルファランは有益か

2022年5月13日  Journal of Clinical Oncology

骨または他部位への転移がある高リスクのユーイング肉腫(EWS)患者109例を対象に、導入療法および地固め療法の実施後にtreosulfanおよびメルファラン高用量化学療法(TreoMel-HDT)を追加する効果を前向き第III相多施設共同非盲検無作為化比較試験で検討(Ewing 2008R3)。無作為化割り付けは、骨転移数(1、2-5、>5)で層別化した。 その結果、追跡調査期間中央値3.3年では、アダプティブデザインのTreoMel-HDT群(55例)と対照群(追加治療なし)の無事象生存率(EFS)に有意差は認められなかった(ハザード比0.85、95%CI 0.55-1.32)。3年EFSは、TreoMel-HDT群が20.9%だったのに対し、対照群では19.2%だった。TreoMel-HDT群の男性の方が対照群よりEFSが良好だった(ハザード比0.52、同0.28-0.97)。14歳未満の患者では、3年EFSに対するTreoMel-HDTの便益が認められた(同0.40、0.19-0.87)。...