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COVID-19急性呼吸不全、覚醒下腹臥位療法の効果見られず

2022年5月25日  Journal of the American Medical Association

北米や中東など4カ国21施設で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による急性呼吸不全に対する覚醒下腹臥位療法の有効性と安全性を実用的非盲検無作為化試験で評価。酸素吸入(40%以上)または非侵襲的換気を要するCOVID-19成人患者400例(平均57.6歳、女性29.3%)を覚醒下腹臥位と通常治療に割り付けた。 その結果、第30日までに腹臥位群の34.1%に気管挿管を実施したのに対し、対照群では40.5%に気管挿管を実施した(ハザード比0.81、95%CI 0.59-1.12、P=0.20)。腹臥位による60日時点の死亡率の有意な低下は認められず(同0.93、0.62-1.40、P=0.54)、30日時点の侵襲的機械換気や非侵襲的換気不要日数、60日時点のICU入室不要日数や入院不要日数などの副次評価項目にも有意な効果が見られなかった。 腹臥位群の21例(10%)に有害事象が発現し、主な事象は、腹臥位による筋骨格痛や不快感(13例、6.34%)と飽和度低下(2例、0.98%)だった。対照群には有害事象はなかった。...