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発熱性好中球減少症の抗菌薬、短期投与 vs. 延長投与

2022年7月2日  専門誌ピックアップ

化学療法または造血幹細胞移植(HSCT)を実施し、高リスク好中球減少症発症中に原因不明の発熱を認めた血液悪性腫瘍患者281例を対象に、カルバペネム系薬短期間投与(72時間)の延長投与(5日間無熱または好中球回復まで9日以上)に対する非劣性を非盲検無作為化試験で検証。主要評価項目は治療失敗(4-9日目の発熱再発またはカルバペネム感受性感染症および4日目から好中球回復までの敗血症性ショック、呼吸不全または死亡の複合)とし、非劣性マージンを10%に設定した。 intention-to-treat解析の結果、治療失敗率は短期投与群19%に対して延長投与群15%だった(調整後リスク差4.0%、90%CI -1.7-9.7、P=0.25)。per-protocol解析での治療失敗率は、短期投与群23%に対して延長投与群16%だった(同7.3%、0.3-14.9、P=0.11)。再入院率が上昇したため、重篤な有害事象は短期治療群(16%)の方が長期治療群(10%)より多かった。短期治療群の5例(3%)に好中球回復後30日以内の死亡が発生した。...