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心臓サルコイドーシスの予後予測因子を特定

2022年7月29日  European Heart Journal

日本国内の多施設前向きレジストリILLUMINATE-CSに登録された2001-17年の心臓サルコイドーシス(CS)患者512例を対象に、予後および予後予測因子を検討。主要評価項目は全死因死亡、心不全による入院、致命性心室性不整脈事象(FVAE)記録の複合とした。 その結果、追跡期間中央値1042日で心不全による入院56件、FVAE記録99件、全死亡49件が発生し、推定10年発生率は主要評価項目が48.1%、全死因死亡18.0%、心不全による入院21.1%、FVAE 31.9%だった。多変量Cox回帰解析で、心室頻拍(VT)または線維化(ハザード比2.53、95%CI 1.59-4.00、P<0.001)、対数変換後の脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)値(同1.28、1.07-1.53、P=0.008)、左室駆出率(5%増加当たりハザード比0.94、0.88-1.00、P=0.046)、診断後のVTに対するラジオ波焼却術(ハザード比2.65、1.02-6.86、P=0.045)が主要評価項目の独立の予測因子だった。...