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MASTER DAPT試験、服薬遵守群でもDAPT短縮が非劣性

2022年9月17日  Journal of the American College of Cardiology

経皮的冠動脈形成術(PCI)後の最適な抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)を評価したMASTER DAPT試験実施中に生じた服薬不履行の影響を検討。患者4579例を、1カ月間のDAPT後に抗血小板薬単剤療法(SAPT)を11カ月間[経口抗凝固薬(OAC)使用患者では5カ月間]実施するDAPT短縮療法群と2カ月間のDAPT後にSAPTを実施する標準療法群に割り付けた。服薬不履行の発生率は短縮群が20.2%、標準療法群が9.4%だった。Academic Research Consortiumタイプ2または3の服薬不履行の補正に服薬打ち切りに対する逆確率重み付けを用いた。 その結果、335日時点の純臨床有害事象(NACE、ハザード比1.01、95%CI 0.88-1.27)や主要有害心血管事象(MACE、同1.07、0.83-1.40)発生率に差は見られず、大出血または臨床的に重要な非大出血(MCB)発生率は短縮群の方が標準群より低かった(同0.51、0.60-0.73)。OAC使用患者でも結果は同じで、PCI後6カ月時点のSAPT中止で、MACE発生率がSAPT継続と同等でMCBはSAPT継...