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litifilimab、全身性エリテマトーデス対象P2の結果良好

2022年9月17日  New England Journal of Medicine

関節炎と活動性皮膚疾患のある全身性エリテマトーデス(SLE)患者を対象に、ヒト化モノクローナル抗体litifilimab安全性と有効性を第II相試験で検討(LILAC)。患者132例をlitifilimab群とプラセボ群に割り付けた。主要評価項目は、24週時点での活動性関節の総数(腫脹関節と圧痛関節の合計)のベースラインからの変化量とした。 litifilimab 450mgまたはプラセボを投与し、圧痛関節と腫脹関節がそれぞれ4つ以上あった102例を主要解析の対象とした。試験開始前の平均活動性関節数は、litifilimab群が19.0、プラセボ群が21.6だった。24週時点までの総活動性関節数変化量の最小二乗平均は、litifilimab群が-15.0、プラセボ群が-11.6(平均差-3.4、95%CI -6.7--0.2、P=0.04)だった。litifilimab投与による有害事象に帯状疱疹(2例)、ヘルペス性角膜炎(1例)があった。...