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コロナ感染妊婦、抗体医薬の有害事象はまれ

2022年11月22日  Annals of Internal Medicine

米国で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査陽性の妊婦944例(年齢中央値30歳、白人79.5%)を対象に、モノクローナル抗体(mAb;バムラニビマブ+エテセビマブ、カシリビマブ・イムデビマブ、ソトロビマブ)による治療後の薬剤に起因する有害事象の発生頻度と安全性を後ろ向きコホート研究で検討。傾向スコアを用いて、mAb治療を受けた妊婦とmAb以外の治療を受けた妊婦を比較した。 その結果、薬物関連有害事象はまれで(8例、1.4%)、出産した778例の産科関連転帰に差はなかった。mAb治療の28日間COVID-19関連複合転帰のリスク比は、全体では0.71(95%CI 0.37-1.4)、傾向スコアでマッチさせると0.61(同0.34-1.1)だった。mAbで治療した患者に死亡例はなく、mAb治療を受けなかった対照患者のうち1例が死亡した. マッチさせていないコホートでは、mAb治療を受けた患者の方がCOVID-19に起因しない入院が多かった(2.5% vs. 0.5%、リスク比5.0、95%CI 1.1-21.7)が、傾向スコアでマッチさせると差は見られなかった(2.5% vs....