生物学的製剤使用歴ないPsAにもbimekizumabが有効
6カ月以上症状があるが生物学的製剤の使用歴がない活動性乾癬性関節炎(PsA)成人患者852例を対象に、IL-17AおよびIL-17Fを選択的に阻害するIgG1モノクローナル抗体bimekizumabの有効性および安全性を52週間の多施設共同第III相二重盲検無作為化試験で検討(BE OPTIMAL試験)。患者をbimekizumab群、プラセボ群、アダリムマブ群に割り付けた。主要評価項目は、16週時点で米国リウマチ学会分類基準で50%以上の改善(ACR50)を達成した患者の割合とした。 その結果、16週時点で、bimekizumab群の方がACR50を達成した患者の割合(44%)の方がプラセボ群(10%)より有意に高かった(オッズ比7.1、95%CI 4.6-10.9、P<0.0001;アダリムマブ群46%)。16週時点までに、bimekizumab群の60%、プラセボ群の49%およびアダリムマブ群の59%に治療下で発現した有害事象(TEAE)が報告された。死亡は認められなかった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。