シスタチンC値を用いたeGFR推算式の精度は
2023年2月7日
New England Journal of Medicine
欧州腎機能コンソーシアム(European Kidney Function Consortium:EKFC)は年齢や性別などによるばらつきを補正するため、健常者の血清クレアチニン値中央値で割った血清クレアチニン値に基づく糸球体濾過量(GFR)推算式(EKFC eGFRcr)を開発。再測定シスタチンC値に基づく式(EKFC eGFRcys)にすることで精度が向上するかを検討した。 その結果、スウェーデンの患者27万7643例のデータを用いて、成人のシスタチンC値の再測定係数(rescaling factor)を推定すると、50歳未満が0.83、50歳以上では0.83+0.005×(年齢-50)となった。この係数を用いたEKFC eGFRcys式はバイアスがなく、欧州(1万1231例)、米国(1093例)、アフリカ(508例)の白人患者および黒人患者で評価した精度はEKFC eGFRcr式と同等で、Chronic Kidney Disease Epidemiology CollaborationのeGFRcys式よりも高かった。EKFC eGFRcrとEKFC eGFRcysの算術平均では...
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