NAFLDの肝脂肪、750MET・分/週の運動で改善
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者の運動とMRI評価に基づく臨床的意義のある治療奏効達成の関連を系統的レビューおよびメタ解析で検討。無作為化比較試験14件(患者計551例、平均年齢53.3歳、BMI 31.1)を解析対象とした。 その結果、運動群は対照条件群に比べMRIで評価した肝脂肪の30%以上の相対的低下達成率が高かった(オッズ比3.51、95%CI 1.49-8.23、P=0.004)。750代謝当量(MET)分/週以上の運動量で有意な治療奏効が見られたが(MRI奏効のオッズ比3.73、1.34-10.41、P=0.010)、それより少ない運動量では達成されなかった。治療奏効と臨床的に意義のある体重減少(5%超)の関連は認められなかった。...
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