コロナワクチン追加接種はmRNA-1273よりBNT162b2

英イングランドでｍ新型コロナウイルス感染症（COVID-19）ワクチンBNT162b2 mRNA（ファイザー社）とmRNA-1273（モデルナ社）による追加接種の有効性を変異株優勢期（デルタ株とオミクロン株）のマッチドコホート研究で検討した（OpenSAFELY-TPP研究）。 その結果、各ワクチン群で161万8959例をマッチングし、合計6454万6391人週を追跡した。検査陽性の1000人当たりの20週間リスクは、BNT162b2が164.2（95％CI 163.3-165.1）、mRNA-1273が159.9（同159.0-160.8）だった（ハザード比0.95、95％CI 0.95-0.96）。COVID-19による入院の1000人当たりの20週間リスクは、BNT162b2が0.75（同0.71-0.79）、mRNA-1273が0.65（同0.61-0.69）だった（同0.89、0.82-0.95）。COVID-19関連死亡はまれで、1000人当たりの20週間リスクは、BNT162b2が0.028（同0.021-0.037）、mRNA-1273が0.024（同0.018-0.0...