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再発/難治性LBCLのepcoritamab、P1/2で奏効持続確認

2023年3月27日  Journal of Clinical Oncology

再発または難治性のCD20+大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)患者157例(年齢中央値64歳、前治療歴数中央値3、原発性難治性疾患61.1%、キメラ抗原受容体T細胞療法曝露38.9%)を対象に、CD3xCD20 T細胞誘導二重特異性抗体epcoritamabの効果を用量拡大第I/II相試験で検討した。 その結果、追跡期間中央値10.7カ月での全奏効率は63.1%、完全奏効率は38.9%だった。奏効期間中央値は12.0カ月で、完全奏効群では未到達だった。最も頻度の高い治療下で発現した有害事象はサイトカイン放出症候群(全グレードで49.7%、グレード1-2で47.1%、グレード3で2.5%)、発熱(23.6%)、倦怠感(22.9%)だった。免疫エフェクター細胞関連の神経毒性症候群発生率は6.4%で、うち1例が死亡した。...