1日8000歩以上の歩行、週1-2日実施で死亡率低下
米国国民健康栄養調査2005-06年の20歳以上参加者3101人のデータを用いて、1週間のうち1日8000歩以上歩いた日数と死亡率の量反応関連をコホート研究で検討。1週間のうち8000歩以上歩いた日数(0日、1-2日、3-7日)により参加者を分類した。潜在的交絡因子(例:年齢、性別、人種および民族性、保険加入状況、婚姻状態、喫煙、併存疾患、1日の平均歩数)で調整し、追跡期間10年での全死亡および心血管死のリスク差を推定した。 その結果、全死因死亡リスクは、8000歩以上歩いた日数が1週間で0日だった人よりも、1-2日の人(調整後リスク差-14.9%、95%CI -18.8--10.9)および3-7日の人(同-16.5%、-20.4--12.5)の方が低かった。全死因死亡リスクと心血管死リスクの両方で、量反応関連は曲線となり、予防的関連は1週間に3日で横ばいとなった。...
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