CPVI後の低電位領域アブレーション、ATA再発を抑制
広範囲肺静脈隔離術(CPVI)施行の発作性心房細動(AF)高齢患者438例(平均年齢70.5歳、男性50%)を対象に、CPVI後の低電位領域アブレーション追加による増分便益を無作為化試験で検討。ブランキング期間を終了できなかった24例が解析から除外された。 その結果、追跡期間中央値23カ月での心房性頻脈性不整脈(ATA)再発率は、アブレーション追加群の方が非追加群に比べ有意に低かった(15% vs. 24%、ハザード比0.61、95%CI 0.38-0.95、P=0.03)。低電位領域が認められた患者のサブグループ解析で、CPVI+基質修飾はCPVI単独に比べATA再発リスクの51%低下と関連した(同0.49、0.25-0.94、P=0.03)。...
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