脳卒中後てんかん患者76例とてんかんのない脳卒中患者(対照)625例(発見データセット)を対象に、てんかんに関連する病変部位が特定の脳の領域およびネットワークにマッピングされるかどうかを症例対照研究で検討。脳病変を有する患者772例(てんかんあり271例)を含む4つの独立コホート(検証データセット)を用いて、他の病変タイプへの一般化可能性も評価した。 その結果、発見データセットで、てんかんに関連する病変は種々の葉および血管領域に及ぶ複数の部位に発生したが、これらの病変部位は大脳基底核および小脳への機能的結合性によって定義される特定の脳ネットワークの一部だった。4つの独立コホートで検証すると、この脳ネットワークへの病変の結合性は、脳卒中後てんかん(オッズ比2.82、95%CI 2.02-4.10、P<0.001)および種々の病変タイプのてんかん(同2.85、2.23-3.69、P<0.001)のリスク上昇と関連した。...
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