AFのパルスフィールドアブレーション、転帰に性差なし
MANIFEST-PFレジストリに登録されたパルスフィールドアブレーション(PFA)施行の心房細動(AF)患者1568例(平均年齢64.5歳、男性64.7%)を対象に、臨床転帰の性差を後ろ向きコホート研究で検討。有効性の主要評価項目は、3カ月のブランキング期間後に臨床的に証明された30秒以上の心房性不整脈の回避で、安全性の主要評価項目は急性(処置後7日未満)および慢性(7日超)の主要な有害事象の複合とした。女性患者の99.8%および男性患者の98.9%に肺静脈隔離術を施行し(P=0.90)、女性患者の22.4%および男性患者の23.1%に追加アブレーションを施行した(P=0.79)。 その結果、心房性不整脈回避の1年Kaplan-Meier推定値は、男性患者(79.0%)と女性患者(76.3%)でほぼ同じだった(男性79.0% vs. 女性76.3%、P=0.28)。急性主要有害事象にも男女間で有意差はなかった(同1.5% vs. 2.5%、P=0.19)。...
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