ガンビアの1施設で、健常な成人(18-40歳)45例、幼児(生後15-18カ月)120例、乳児(生後9-10カ月)120例を対象に、マイクロニードルパッチ(MNP)型麻疹風疹混合ワクチン(MRV)の忍容性、安全性、免疫原性を第I/II相ダブルダミー無作為化試験で検討。被験者は、MRV-MNP+プラセボ皮下注射(SC)群またはMRV-SC+プラセボ-MNP群に無作為化された。 その結果、ワクチン接種後14日時点で成人および幼児のいずれのコホートにおいても安全性上の懸念は認められなかった。乳児コホートでの麻疹に対するセロコンバージョン率はMRV-MNP群93%(95%CI 83.0-97.2)、MRV-SC群90%(79.2-95.2)、風疹に対してはそれぞれ100%(93.8-100)、100%(93.9-100)だった。MRV-MNP群で最も頻度の高かった局所反応である接種部位のしこりの発生率は幼児77%、乳児65%で、関連する自発報告による有害事象は58%、95%だった。全ての局所反応は軽度で、関連する重度または重篤な有害事象は認められなかった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。