9カ国の233施設で、60歳以下の進行期古典的ホジキンリンパ腫の新規診断患者1482例を対象に、ブレンツキシマブ ベドチン+エトポシド+シクロホスファミド+ドキソルビシン+ダカルバジン+デキサメタゾン併用レジメン(BrECADD)の有効性および忍容性を第III相試験でエトポシド、ドキソルビシン、シクロホスファミドを増量したeBEACOPPと比較(HD21試験)。階層的共主要目的を治療関連罹病率で定義した忍容性の改善、および無増悪生存率として定義した有効性の非劣性とした(絶対非劣性マージン6%ポイント)。 intention-to-treat解析の結果、治療関連罹病率はBrECADD群の方がeBEACOPP群よりも有意に低かった(42% vs. 59%、相対リスク0.72、95%CI 0.65-0.80、P<0.0001)。追跡期間中央値48カ月での無増悪生存率はBrECADD群の方が高く(ハザード比0.66、95%CI 0.45-0.97、P=0.035)、4年無増悪生存率はBrECADD群94.3%(95%CI 92.6-96.1)、eBEACOPP群90.9%(同88.7-93.1...
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