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高リスクPCaに術後のアパルタミド+ADTで再発抑制

2024年9月21日  The Journal of Urology

米国で、根治的前立腺摘除術を受けた高リスク限局性前立腺がん(PCa)患者108例(年齢中央値66.0歳、前立腺特異抗原の術前中央値7.6ng/mL、テストステロンのベースライン中央値340.0ng/dL)を対象に、術後補助療法としてのアパルタミド+アンドロゲン除去療法(ADT)の無生化学的再発(BCR)生存率の改善効果を多施設第II相試験で検討した(Apa-RP試験)。 その結果、24カ月時点(補助療法完了後12カ月時点)の無BCR生存率は100%(90%CI 93-100)だった。補助療法完了後12カ月時点での血清テストステロン値50ng/dL以上達成率は96%(95%CI 88-98)、150ng/dL以上では77%(同66-85)だった。治療下で発現した有害事象発生率は99%で、グレード3ないし4では22%だった。...