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ESI ver.4を用いた小児救急でのトリアージ、「的確」は34%

2024年9月28日  JAMA Pediatrics

小児救急科の受診患児(101万6816件、平均年齢7.3歳、女児47.2%)を対象に、Emergency Severity Index(ESI)ver.4によるトリアージの精度を後ろ向き多施設共同コホート研究で検討。ESIレベル別に、誤ったトリアージ(アンダートリアージおよびオーバートリアージ)の割合を評価し、その特徴を明らかにした。 その結果、的確なトリアージは34万6918件[34.1%(95%CI 34.0-34.2)]、オーバートリアージは59万4485件[58.5%(同58.4-58.6)]、アンダートリアージは7万5413件[7.4%(同7.4-7.5)]だった。調整後の解析によると、アンダートリアージが多かったのは6歳未満より6歳以上の患児、女児より男児、白人よりもアジア人、黒人、またはヒスパニック系もしくはその他の人種・民族、併存疾患がない患児より併存疾患がある患児、救急車での搬送でない患児より救急車で搬送された患児だった。...