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ワクチン接種でコロナ後の精神疾患リスク抑制か

2024年9月29日  JAMA Psychiatry

イングランドの総合診療所の登録者18-110歳を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの接種状況によるCOVID-19診断後の精神疾患(うつ病、重篤な精神疾患、心的外傷後ストレス障害など)発症率を検討。ワクチン供給前(2020年1月-2021年6月)コホート1864万8606例(女性50.2%、年齢中央値49歳)、ワクチン供給後(2021年6月-12月)のワクチン接種コホート1403万5286例(同52.1%、53歳)、非接種コホート324万2215例(同42.1%、35歳)を解析した。 その結果、各コホートともCOVID-19診断後1-4週間に、ほとんどの精神疾患発生率が診断前や非罹患時よりも高かった。精神疾患発生率はワクチン接種コホートの方がワクチン供給前コホートおよび非接種コホートよりも低く、COVID-19診断後1-4週間におけるうつ病の調整後ハザード比はワクチン供給前コホート1.93(95%CI 1.88-1.98)、非接種コホート1.79(同1.68-1.90)、接種コホート1.16(同1.12-1.20)、重篤な精神疾患ではそれぞれ1.49(同1.4...