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双生児で精神病の多遺伝子リスクスコアを検討

2024年10月2日  JAMA Psychiatry

スウェーデンで、精神病に対する双生児の一致が精神病の多遺伝子リスクスコア(PRS)レベルと接合生殖性に依存するかどうかを症例対照研究で検討。Schizophrenia and Bipolar Twin Study in Sweden(STAR)プロジェクト(計292組の双生児)から一方または両方が精神病に罹患した87組と罹患していない59組、Swedish Twin Registryから同様に443組と2万913組の双生児のデータを解析対象とした。統合失調症・双極性障害を統合した最新の全ゲノム関連解析(GWAS)に基づき精神病のPRSを生成した。 その結果、292組の双生児(平均生年1960年、女性54.1%)のうち、134組が一卵性双生児、158組が二卵性双生児だった。精神病のPRSは症例群の方が対照群より高く、精神病に対する双生児の一致を示した(一卵性双生児:PRSの1 SD上昇当たりのオッズ比2.12、95%CI 1.23-3.87、二卵性双生児:同2.74、1.56-5.30)。双生児の遺伝率は0.73(95%CI 0.30-1.00)と推定され、Swedish Twin Re...