周術期ペムブロリズマブで早期NSCLCのOSが改善
切除可能な早期非小細胞肺がん(NSCLC)を対象に、術前ペムブロリズマブ+化学療法と術後ペムブロリズマブの併用療法を術前化学療法のみと比較する第III相無作為化二重盲検プラセボ対照試験(KEYNOTE-671試験)の2回目の中間解析結果の報告。主要評価項目は全生存(OS)と無事象生存で、ITT集団で評価した。 2回目の中間解析時点で、追跡期間中央値は36.6カ月だった。797例がペムブロリズマブ群(397例)またはプラセボ群(化学療法のみ、400例)に無作為化割り付けされた。36カ月時点のOS推定値は、ペムブロリズマブ群が71%、プラセボ群が64%だった(ハザード比0.72、95%CI 0.56-0.93、片側P=0.0052、閾値、片側P=0.0054)。無事象生存期間の中央値は、ペムブロリズマブ群が47.2カ月(95%CI 32.9-到達せず)、プラセボ群が18.3カ月(同14.8-22.1)だった(ハザード比0.59、95%CI 0.48-0.72)。as-treated解析で、グレード3-5の治療関連有害事象がペムブロリズマブ群の179/396例(45%)、プラセボ群の151/...
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