心血管リスク高い患者にmuvalaplinでリポ蛋白(a)減
2025年2月8日
Journal of the American Medical Association
リポ蛋白(a)値が175nmol/L以上のアテローム性心血管疾患、糖尿病または家族性高コレステロール血症の患者233例(年齢中央値66歳、女性33%)を対象に、経口リポ蛋白(a)形成阻害薬muvalaplinの効果および安全性を第II相無作為化試験で検討。主要評価項目は、12週時点でのリポ蛋白(a)モル濃度のプラセボ調整変化率とした。 インタクトリポ蛋白(a)アッセイの結果、12週時点のリポ蛋白(a)のプラセボ調整後低下率は、muvalaplin 10mg/日群47.6%(95%CI 35.1-57.7)、60mg/日群81.7%(同78.1-84.6)、240mg/日群85.8%(同83.1-88.0)となった。従来のアポリポ蛋白(a)ベースのアッセイではそれぞれ40.4%(同28.3-50.5)、70.0%(同65.0-74.2)、68.9%(同63.8-73.3)だった。用量依存性のアポリポ蛋白B低下率は10mg/日群8.9%(同-2.2-18.8)、60mg/日群13.1%(同4.4-20.9)、240mg/日群16.1%(同7.8-23.7)だった。高感度C反応性蛋白に変化は...
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