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アカラブルチニブ+ベネトクラクスでCLLのPFS延長

2025年2月24日  New England Journal of Medicine

18歳以上で17p欠失またはTP53変異のない未治療慢性リンパ性白血病(CLL)患者867例を対象に、アカラブルチニブ+ベネトクラクスの固定期間併用療法(±オビヌツズマブ)と化学免疫療法を第III相非盲検試験で比較(AMPLIFY試験)。主要評価項目は、無増悪生存(PFS)とした。 その結果、追跡期間中央値40.8カ月時点で、推定36カ月PFS率はアカラブルチニブ+ベネトクラクス群76.5%、アカラブルチニブ+ベネトクラクス+オビヌツズマブ群83.1%、化学免疫療法群66.5%だった(アカラブルチニブ+ベネトクラクスと化学免疫療法の比較:病勢進行または死亡のハザード比0.65、95%CI 0.49-0.87、P=0.004、アカラブルチニブ+ベネトクラクス+オビヌツズマブと化学免疫療法の比較:P<0.001)。推定36カ月全生存率はアカラブルチニブ+ベネトクラクス群94.1%、アカラブルチニブ+ベネトクラクス+オビヌツズマブ群87.7%、化学免疫療法群85.9%だった。最も多かったグレード3以上の臨床的に注目すべき有害事象は好中球減少症で、発生率はそれぞれ32.3%、46.1%、43....