持続性AF、PVIにEIVOM+線状焼灼を追加で洞調律維持が改善
2025年2月28日
Journal of the American Medical Association
心房細動(AF)が3カ月以上持続している中国の18-80歳の患者495例(平均年齢61.1±9.7歳、男性72.9%)を対象に、肺静脈隔離術(PVI)にマーシャル静脈内エタノール注入(EIVOM)を併用した線状焼灼術を追加して洞調律維持が改善するかどうかを医師主導多施設共同非盲検無作為化試験でPVI単独と比較した(PROMPT-AF試験)。主要評価項目は、抗不整脈薬の不使用下で30秒超の心房性不整脈が12カ月間確認されないこととした。心房性不整脈の無再発率やQOL改善などを副次評価項目とした。 その結果、12カ月時点で心房性不整脈の無発症率はPVI+EIVOM+線状焼灼群で70.7%、PVI単独群で61.5%だった(ハザード比0.73、95%CI 0.54-0.99、P=0.045)。この介入効果は、事前に規定した全サブグループで一貫して見られた。心房性不整脈の再発や心房細動など副次評価項目に有意な群間差はなかった。...
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