12-64歳にチクングニアウイルスワクチンが好結果、P3

米国の47施設で12-64歳の健康な青年と成人3258例を対象に、チクングニアウイルス様粒子ワクチンVimkunya単回筋肉内接種の安全性、忍容性、免疫原性およびロット間の一貫性を第III相無作為化二重盲検試験で検討。被験者を3つの年齢層（12-17歳、18-45歳、46-64歳）に分け、連続して製造した3ロットのVimkunya（A、B、C）のうちの1つまたはプラセボに2対2対2対1の比率で割り付けた。 その結果、免疫原性評価可能集団（2983例）で、22日目にVimkunya群の97.8％、プラセボ群の1.2％に抗体応答が認められた。抗体応答率の差は96.6％（95％CI 95.0-97.5、P＜0.0001）だった。22日目のチクングニアウイルス血清中和抗体の幾何平均抗体価（GMT）はVimkunya群1618、プラセボ群7.9だった（P＜0.0001）。ロット3組のGMT比（A対B、B対C、A対C）は0.98（95％CI 0.85-1.14）、0.97（同0.84-1.12）、0.95（同0.82-1.10）だった。Vimkunyaの安全性プロファイルは良好で、ほとんどの有害事...