65歳以上にチクングニアウイルスワクチン、P3で好結果
米国の10施設で65歳以上の成人413例を対象に、チクングニアウイルス様粒子ワクチンVimkunya単回筋肉内接種の安全性および免疫原性を第III相無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間試験で検討。ベースラインおよび接種後のチクングニアウイルス血清中和抗体価(NT80)を評価した。 その結果、2つの主要評価項目(22日目のプラセボと比較したチクングニアウイルス血清中和抗体価および幾何平均抗体価の免疫学的優越性)が達成された。Vimkunyaは、15日目に82%(95%CI 76.1-87.2)、22日目に87%(同81.8-91.3)、183日目に76%(同68.9-81.2)で防御抗体応答[NT80 100以上、推定防御(seroprotective)抗体反応とみなされる]を誘導した。有害事象の発生率に顕著な群間差は見られず、ほとんどの有害事象はグレード1または2で、持続期間は短かった。ワクチン関連の重篤な有害事象や死亡も見られなかった。...
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