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GLで推奨されている漢方薬でもエビデンスは低い場合も【時流◆漢方薬のエビデンス】

2022年3月4日  時流

現在、医師の約9割が漢方薬を処方しているといわれている。これは日本漢方生薬製剤協会が2011年に行った調査などを根拠にしているようだ。現代医療ではエビデンスが非常に重要視されるが、漢方薬(漢方製剤)は臨床試験ではなく、長年の使用経験をもとに承認されたという歴史的経緯もあり、「エビデンスが不足している」と見なされることも多い。しかし近年は、漢方薬に対するランダム化比較試験(RCT)なども数多く行われるようになってきており、エビデンスレベルの高い処方も多数ある。シリーズ「漢方薬のエビデンス」では、日本東洋医学会EBM委員会の診療ガイドライン・タスクフォース班長であり、『漢方薬のストロング・エビデンス』(じほう)の著書もある日本薬科大学大学院薬学研究科教授の新井一郎氏に、漢方薬のエビデンスについて話を聞く。最終回の第4回は、漢方医学の「証」とエビデンス、そして診療ガイドラインにおける漢方薬について。(m3.com編集部・高嶋秀行/2021年12月16日取材、全4回連載)...