1. m3.comトップ
  2. 臨床ニュース
  3. 大動脈弁のロス手術、高難度手術ながら長期生存率は人工弁・生体弁置換より高い

大動脈弁のロス手術、高難度手術ながら長期生存率は人工弁・生体弁置換より高い

2022年5月16日  ドクター寄稿

ロス手術は、大動脈弁狭窄・閉鎖不全症に対して行う手術で、自己肺動脈弁を用いた大動脈基部置換術である。肺動脈弁を大動脈弁基部に移植し、肺動脈に対しては人工弁を植え込むということになる。大動脈弁に人工弁を留置するわけではないため、抗凝固療法が必要なく、若年者の場合は発育に応じた成長が得られるという利点がある。肺動脈弁・大動脈弁双方に対してメスを入れる手術であること、冠動脈を移植する手術を伴うことから、難易度の高い手術とされている。...