第47回 BiTE抗体ブリナツモマブの有効性に治療前の腫瘍量が大きく影響
再発・難治性のB細胞性急性リンパ性白血病(B-ALL)に対してはさまざまな新薬が出てきておりますが、さらに、近年は再発例自体が減っており、新薬のリアルワールドデータはなかなかまとまったものが出てこないという傾向があります。今回の論文の主たるテーマであるCD3/CD19二重特異性T細胞誘導(BiTE)抗体ブリナツモマブ(商品名ビーリンサイト)に関しても、元々の治験を除くとデータはまだまだ限られております。...
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