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第1回 低リスクの大動脈弁狭窄症に対するTAVI vs. SAVR、試験結果の解釈に注意

2022年6月18日  スペシャリストの視点

経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)は大動脈弁狭窄症(AS)に対する低侵襲治療であり、近年適応が拡大しています。日本国内では元来、TAVIは外科的大動脈弁置換(SAVR)がハイリスクとされる患者(開心術予測死亡率スコア:STS score>8%、80歳以上)に適応とするとされてきましたが(high risk candidate)、現実的にはSTS score 8-4%のintermediate risk candidate(開心術も一応可能な中程度リスクの患者群)にも実施されています。今後さらに低リスク患者(low risk candidate)への適応拡大が予測されますが、そういった患者はSAVRも成績良好なはずであり、治療法の選択にはさらなる臨床データが待たれていました。...