アトピー性皮膚炎の青少年は運動意欲と自己効力感が低い
アトピー性皮膚炎(AD)の日本国内の患者数は、厚生労働省の平成29年(2017年)「患者調査」によると、2008年の約35万人から2017年には約51万人と約1.5倍に増加していることが報告されています。また、平成12-14(2000-2002)年度厚生労働科学研究「アトピー性皮膚炎の患者数の実態及び発症・悪化におよぼす環境因子の調査に関する研究」における全国調査では、ADの有症率は、生後4カ月児の12.8%(調査数2744人)から1歳6カ月児(調査数6424人)では9.8%といったんは低下するものの、3歳児(調査数6868人)では13.2%へと増加していました。その後は年齢が進むにつれて有症率は低下し、大学生(調査数8317人)では8.2%でした。...
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