2022年5月以降、感染報告が続いているサル痘(Mpox)。幸いなことに感染報告数は減少傾向にありますが、12月14日には、日本でも8例目の患者が報告されました。この患者は海外渡航歴が無く、海外渡航歴のある者との接触歴も確認できていないため、日本での感染拡大に今後も注意を払う必要があります。 このweb講演会では、国立国際医療研究センター国際感染症センターの石金正裕氏に、サル痘の最新疫学および感染者のペットへの感染対策について解説いただきました。「ヒトから動物への感染は起こり得るものの、そのリスクは低いものと考えられる。しかし、ヒトから犬をはじめとしたペットへの感染には、感染対策上大きな意味があるため、さらなる研究が必要である」と語ります。。...
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